自己分析的備忘録

精神療法家(修行中)による日々の日記帳

過ぎ去っていった人たちについて①

自分がかつて出会い、そのときは苦楽をともにした人々がいるわけだが、いつしか、時の流れのなかで別れ、または、合う頻度が減っていくと、自ずと別れることになる。

これが最後の別れ、とある程度認識していた人もいるが、それはあまり多くないと思われる。「またいつか出会えるだろう」と、そのときは思ったはずだ。

しかし、時の流れが経つにつれて、おぼろげながら、時には確信的に「ああ、あれが最後の別れだったんだな」と認識することになる。また会えたらよいな、と思うこともあるが、現実的に(連絡先がわからない)難しいことも多い。いや、そう想いたい、というべきか。実際には会おうと思えば会えなくもないわけで・・・もちろん、これは人のパーソナリティにもよると思われる。昔の友人や知人達と、いつまでも関係が続く人もいるだろう。

しかし一方で、思いもかけない出会いがあったり、以前はそれほど関係がなかった友人と、新たに関係が発展することもある。偶然や、不思議な縁としか言えない出会いも多くある・・・と感じる。それと同じくらい、別れも、偶然や、縁などが影響していると思う。

そういう積み重ねの末に、今・ここ、があるというかね。時にはそんなことに想いをはせてみるのもよいのかも。