自己分析的備忘録

精神療法家(修行中)による日々の日記帳

無意識の探求

いったい、どれほどの人が、自らの無意識などというものに向きあうことになるのだろうか?

自分にとって自分の無意識というのは、捉え難く、不可思議であり、畏怖の対象である。

様々な精神活動を通して(投影や夢も含む)、ほのかな無意識の片鱗をみることがある。断片というか。謎めいていて、後を追いたくなる。深入りは禁物ではあるが、その豊かな世界に魅了される。

ユング的、普遍的無意識の探求のために、様々な昔話、物語に触れていると、そういった世界の法則、文法などの不可思議さ、奇妙さの一端を垣間見ることがある。そういう物語に慣れ親しみすぎるのは、なんとなく良くないんだろうな、と思う。見るなの禁的な世界であり、ある程度の節度と礼節さを要すると思う。ほどほどの距離を保ちつつ、というのが理想だか、自分は果たしてどうなのか??ある程度の距離を保てているのだろうか?