自己分析的備忘録

精神療法家(修行中)による日々の日記帳

影(シャドウ)

ユング的影、という現象について。

書籍や自己との対話、あるいは、臨床を通してしかわからないのだが、影なるものとの対決(あるいは対話)、というのは、なかなか難しいと思う。

そもそも自分にとって受け入れ難い存在なわけで、それと対話するなどということは、よほど慎重にやらないと‥

自分自身、うまく整理はできていないが、影に飲み込まれるというようなことだけでなく、影が薄まるというか、ぼやける、ということもあるような‥

実際、影そのものに明かりを強く浴びせれば、影は見えなくなるというか‥

ほどほどの距離を守りつつ‥

そこら辺、陰影の多い古い日本家屋のようなイメージというか‥ ぼんやりと‥その薄暗がりの中に潜む影と共存するというイメージ

そういえば、最近の建物の中には、影というか陰影があまりないような気もする 昔はもっとあったのだろうか‥?