自己分析的備忘録

精神療法家(修行中)による日々の日記帳

治療に用いる技法について

エビデンスはもちろんだが、自分に向いているのかという適性的なことに加えて、それまでの出会いなども相当に作用すると思われる。もちろん、現実世界での出会いだけでなく、書籍や学会などの場も含む。

自分の場合は最初の出会いや縁などが大きく作用している。その後の出会いも影響してはいるが、やはり最初の出会い程のインパクトはない。今後どうなっていくかはわからないが、これからも臨床のスタイルは大きく変わらないのではないか、と思う。

そういう意味でも、最初の出会いは重要だと思うが

、これは偶然や運などにも作用される。自分の意志だけではどうにもならないところが面白くもある。

人間力、人柄、などの言葉は、曖昧としていて好きではないが(それらは状況に応じて相当に変化しうるものだと思う)、その人らしさや人としての深みは、良くも悪くも臨床を左右すると思う。もちろん、臨床を経験することで、それらが大きく変わっていく、ということもあるわけだが。