自己分析的備忘録

精神療法家(修行中)による日々の日記帳

自分の感情と対峙する

自分の感情と向き合うこと、意識化すること、などのことは重要と言われているが(治療場面だけではなく様々な場を含む)、それは決して簡単なことではないと思う。特にネガティブな感情の場合。

後で振り返ってみると(数年前も含む)、怒りや不安、哀しみなどに、様々な防衛を用いて対処していたな、と思う。

自分の場合、少し時間を置いてみる、ということが重要。時間が経ち、全く違うことをする時間があって、可能であれば一晩(睡眠を含む)待ってみて、改めて向き合ってみると、最初とは全く違う視点で見ることができる。そういう時、自分がいかに感情に振り回されていたか、というのを実感する。

でも、あまりにも客観的、冷静になりすぎるのも、と思う。ほどほどに感じつつ、ほどほどに客観的に、となれば良いのだが。

治療の文脈によっても異なるのかもしれない。