生きてこなかった側面
ユング心理学的な影というのは、まさに、影、という感じで、どこかに黒さというか、陰りというか、陰なるもの(隠なるもの?)を含んでいるようなニュアンスである。
そういう影的なことだけでなく、まさに自分の生きてこなかった道というか、発展可能性というか…
そういう様々な可能性とともに、今も生きているわけではある。
時々、そうやって生きてこなかった側面が、どこかでひっそりと生きているのではないか、と思うこともある。自分の心の中というか、内的なところというか。そういうのが、たまに花開いたり、暴走したりするのか、などと思案したりもする。
あまり極端にばかり生きると、そういう影なる可能性や発展性も抱えやすいのかもしれない。もちろん、どちらがよいのか、というのはその人次第ということもある。